学名:Nymphaea(スイレン科スイレン属)
多年草(宿根草)
和名:ヒツジグサ(未草)
スイレンは園芸上の呼び名のようです。
和名をヒツジグサ(未草)というのは、時刻を表す「未の刻」のころに咲くからその名が付いたようです。
でも実際は明るくなると開き、暗くなると閉じます。
種類は大きく分けると、普通に庭園・池等で見ることができ、冬季の寒さにも耐える耐寒性スイレン(Hardy water lilies)と、冬季はある程度保温がないと育たない熱帯性スイレン(Tropical water lilies)いずれも土の中の地下茎から長い茎を伸ばし、水面に葉や花を浮かべます。
ご家庭でもスイレン鉢や水をためておくことの出来る容器があれば簡単に栽培が出来ます。
蓮(ハス)に似た花ですが、ハスは、葉や花が水面から立ち上がりますが、 睡蓮は、葉も花も水面に浮かんだままです。
熱帯睡蓮の中には花が水面から立ち上がり、花の茎が伸びてから咲く種類もあります。
エジプトでは、ナイル河畔にたくさん咲いているので「ナイルの花嫁」と呼ばれ、国花になっています。
フランスの画家モネはパリ近郊の庭園の睡蓮の池を題材に絵を描いたのは有名です。
これを模した庭園がそこかしこで見られます。
花言葉は「心の純潔、純情・信頼」です。